スピーチコンテスト

◎目的:プレゼンテーションは、これから世界で活躍する本校の学生にとって不可欠な技である。自らの考えをまとめ、内容を組み立て、大きく、明瞭快活で、聞き取りやすい声、活舌よく発表することを体験することで、社会に飛び立つ発射台とする。今回のスピーチは、学生諸君が数カ月後に挑戦する人生の岐路に立った時、己の夢が実現する道が拓くための一助とする。
◎第1回スピーチコンテスト
●実施日時:2018年3月9日(金)13時30分~ ●会場:201教室 ●発表時間 2~3分  ●発表題目 下記の題名から各自選択
(1)「前橋総合技術ビジネス専門学校での活動をふりかえって」
(2)「アルバイトで学んだこと」
(3)「私の夢」
●司会およびタイムキーパー チェトリ・ホム・バハドゥール、 グェン・ティ・タイ
※左下の写真は、第1位のチェトリ・ホム・バハドゥールくん。

優秀スピーチ紹介

第1位 「アルバイトで学んだこと」  チェトリ・ホム・バハドゥール

私は2015年の4月にネパールから来ました。日本に来たばかりのころは、日本語も日本のルールもわからなくて、とても大変でした。日本では英語が通じないので本当に困りました。日本料理は食べたこともなくて、はしも使えませんでした。
私はネパールではアルバイトをしたことがありませんでした。日本で最初にアルバイトをしたのはお弁当の会社で、荷物の仕分けでした。重くて本当に大変でした。それで最初のアルバイトを辞めました。
でも、新しいアルバイトが見つからない。友だちもいない。日本語もうまく話せない。だから、とても寂しかったです。それも、今ではいい思い出になりました。学校で一生懸命勉強して日本語がどんどん上手になったので、今はバッテリー会社のアルバイトができるようになりました
今は勉強とアルバイトで忙しい毎日を送っています。
アルバイトをして、日本語だけではなく、お金や時間の大切さなど、いろいろなことを学んだので、日本に来て本当に良かったと思っています。以上で私の発表を終わりにします。ありがとうございました。



第2位 「私の夢」  カドゥカ・マン・バハドゥール

こんにちは。私は自分の夢について発表します。私は将来、何になりたいのか、何をやりたいのか、考えました。私は今、日本で日本語を勉強しています。先生たちが教えたことを使って、日本に住んでいるので、もっとお金を集めるために10年くらい働いた後、自分の国に帰ろうと思います。 私は、ネパールで勉強に関係するNGOを作りたいです。ネパールは今でも、子どもたちが学校に行って勉強ができていません。親が勉強していないからです。勉強したら何ができるのか、それもわかりません。だから、親に勉強についてイベントをやって教えれば、親も勉強をする意味がわかって、子どもにも勉強をするようにいえます。ネパールで一番の田舎に住んでいる子供たちは、みんな勉強をしていないから、私は一番の田舎で仕事をしたいです。そこで学校を作って、教えるのが上手な先生たちで勉強を教えます。 今、ネパールでは、みんな勉強することができるルールが作られました。だんだん、学校で勉強をしている子どもが増えていますので、もっと増やしていきたいです。 以上です。ありがとうございました。



第3位「私の夢」  グェン・ティ・タイン・ホーア

こんにちは。私が選んだテーマは、「私の夢」についてです。みんな、それぞれ、違う時間を過ごしているから、違う夢があると思います。私の今の夢は、「お金持ちになりたい」ということです。私は子どものころは、よいビジネスマンになりたいと考えていました。それから努力して仕事をして自分が特別な性格を持っていると思うようになりました。 でも、留学してから今では、毎日仕事をして、毎日、生活費の心配をしています。今年はお正月に帰国することもできませんでした。だから、そのような夢が強くなりました。 お金持ちになれば、いろいろな国へ旅行に行けます。それに、年を取ったときに、お金があれば、私にも小さなホテルを開くことができます。お金を正しく使うことで、人生を楽しむことができると思います。ですから、私は必ずお金持ちになりたいです。ありがとうございました。

※発表終了後 大崎専務から講評。村松理事長から優秀者に表彰状と記念品が贈呈。

第2回入学式

●入学生の宣誓 2018年4月7日(土)10時から行いました

「桜の花が春の風に乗って舞う今日、私たち二十名は、前橋総合技術ビジネス専門学校の第二期生として、入学の日を迎えられたことを大変うれしく思います。 本日は、私たち新入生のためにこのような素晴らしい入学式を行っていただき、誠にありがとうございます。校長先生をはじめ、諸先生方並びにご来賓の皆様にも、心より御礼申し上げます。
私たちは、国や年齢など様々です。将来への期待と希望を抱いて、群馬の地に集まってきました。この学校を選んだ理由は、教育熱心な先生や、技術ビジネスマンを育てるためのカリキュラム、そして、企業見学やインターンシップなど豊かな体験ができることです。
これからの二年間、戸惑うことや悩むことがたくさんあるかもしれません。でも、ここにいる仲間とともに、支え合い、励ましながら乗り越えていきたいと思います。 私たち、第二期生はいつまでも感謝の心と初心を忘れず、前橋総合技術ビジネス専門学校の家族の一員として努力を重ね、成長していくことを誓います。

平成30年4月7日 新入生代表  サグン プトゥ モナ モニタ サリ

●在校生 歓迎の言葉 2018年4月7日(土)10時から行いました

「新入生のみなさん、本日はご入学おめでとうございます。私たち在校生はみなさんの入学を心から歓迎します。
みなさんは日本でのそれぞれの夢を実現するために、前橋総合技術ビジネス専門学校に入学されました。みなさんはこれからの学校生活に大きな夢や希望を持っていると思います。それだけではなく、新しい環境にも不安がたくさんあると思います。 でも、心配しないでください。就職のことや生活のことで心配があるときには、校長先生をはじめ、先生たちが真剣に話を聞いてくれます。
勉強とアルバイトの両立が大変でも先輩や先生たちが学校生活を支えてくれます。自分の夢を実現するためにも、決められた事はしっかり守りましょう。
中には誘惑に負けて夢を捨ててしまう人がいるかもしれません。でも皆さんは決して途中であきらめないでください。夢の実現に向けて勉強、経験を積んで、充実した2年間を過ごしてください。
私たちは、みなさんとともに勉強し、バイトをし、楽しみ豊かな充実した学園生活を送ることを期待しています。本校の学生として誇りを持って一緒に頑張りましょう。ご入学おめでとうございます。

平成30年4月7日 在校生代表  グェン・ティ・タイン・ホーア